ターポリンに関する情報|多様な資材への印刷に立会い・相談しながら製作できるオープンファクトリー|株式会社プロネート

ターポリンに関する情報

ターポリンの特徴と印刷方法、ハトメ加工についてご説明いたします。

ターポリンの語源と特長

ターポリンと言う名称は、英語で防水布、防水シートを表す"tarpaulin"から来ていて、語源は「タール (tar) を塗ったキャンバス生地の覆い布 (pall)」 。米国では"tarp"という略称で呼ばれ、建築中の屋根の防水や車両等を覆う用途のブルーシートに該当しますが、国内ではポリエステル系繊維を軟らかい合成樹脂フィルムでコーティングしたビニール系素材を指します。

ターポリンの特徴としては、その本来の意味の通り防水性があります。また引っ張りへの耐性があり、破れにくい素材と言えます。そのため雨風に強く、サイン・看板業界では屋外に常設する横長の横断幕、デパートの壁に設置されている懸垂幕(縦長の垂れ幕)、店頭に吊り下げるタペストリー等に使用されています。工事現場では建設資材や用具の落下を防止する養生シートとして使われていますが、宣伝を印刷した大型ポスターとしての役割も担っています。

横断幕はスポーツ観戦の会場で、チームや特定の選手を応援するためのツールとしても広く使われています。試合の時だけ短期的に使用するため、繰り返し使用できる強度と、丸めて持ち運び出来る利便性がターポリンの特長のひとつです。
幅3m×2連の横断幕の製作事例
幅3m×2連の横断幕の製作事例
商品の素材としても、丈夫で防水性を買われてバックやリュックサック等に使用されています。

また、弊社で取り扱っているターポリンは防炎加工がされているため、屋内の展示会・イベントで使用するスタンドバナーやテーブルクロス等にも利用されています。

ちなみに、ターポリンの厚みは日本工業規格によって、厚手の1類(約0.40mm)と薄手の2類(約0.30mm)に定められています。広告宣伝用途の横断幕・懸垂幕の多くは、コストや軽さの面で2類のターポリンが使われています。


ターポリンの印刷方法

ターポリンへ出力できるプリンタとしては、インクの種類で区分すると、UV硬化型インクジェットプリンタ、溶剤(ソルベント)系インクジェットプリンタ、ラテックスプリンタ等があります。いずれも耐候性にも優れているので、屋外看板等、サイン&ディスプレイ業界で広く使用されています。

UV硬化型インクジェットプリンタは、紫外線を照射することによってインクを硬化させ、定着させる方法です。速乾性があるので納期短縮が可能となり、熱に弱い素材でもインクを定着させることができます。
UV硬化型インクジェットプリンタ
UV硬化型インクジェットプリンタ
溶剤(ソルベント)系インクジェットプリンタは、顔料を有機溶剤に分散させたインクをメディアに定着させる方式を取ります。最近では溶剤の量を抑え、環境に配慮したソフトソルベントインクが主流となっております。

ラテックスプリンタは、顔料を有機溶剤に溶けさせず、樹脂と一緒にメディアに出力する方式です。ヒーターで加熱する際に樹脂が皮膜を形成することで耐候性を高めます。VOC(揮発性有機化合物)の排出量を抑制させる環境にやさしい印刷方法と言えます。

構造のタイプとしては、裁断したターポリンにヘッドからインクを吐出して印刷するフラッドヘッド型プリンタと、ロール状のターポリンをセットして出力するロール式プリンタがあります。長さが4?5mにもなる特大の懸垂幕・横断幕を製作する場合は、ロール式のプリンタの方が向いています。

横断幕を取付けるための「ハトメ加工」

横断幕での用途であれば、通常、生地の端にハトメ加工を施します。これは「鳩目」と呼ばれる円状の留め具を専用の加工機によって取付け、その中心の穴にロープを通し、金網フェンス等に結びつけて固定するためのものです。
ハトメ加工の様子
ハトメ加工の様子
ハトメ加工する位置に事前に穴を開けますが、その間隔は使用場所や横断幕の大きさによって変わってきます。例えば屋内での横断幕用途なら100cm間隔、強風の当たる屋外であれば50?60cmのピッチが望ましいと考えられますが、ハトメ加工の数が少なすぎると落下の危険性が増え、あまり短いと加工のコストが増える可能性があり、取付けにも時間がかかります。

また、デザインをされる際に、あまり端の方に文字や写真等を配置するとハトメ加工の部分に被ってしまう可能性があります。入稿用のデータを作成される場合は、カットラインのギリギリにレイアウトするのは避け、鳩目の大きさにもよりますが、重要な要素は4?5cmほど内側に納めた方がよろしいでしょう。


弊社ではフラッドヘッド型のUV硬化型インクジェットプリンタを2機種保有しており、1枚からターポリンプリントに対応しております。ターポリンへ印刷するだけでなく、カッティングからハトメ加工まで一貫した生産が可能です。

ターポリンは加工がしやすい素材ですので、自由な形状にカットできます。例えば、オリジナルのフラッグを作りたいという時も表現の幅が広がります。

また、社内にデザイナーが常駐しておりますので、お客様のご要望をヒアリングの上でデザインからお引き受けいたします。「スタイリッシュな横断幕を作りたい」等、ご希望に応じて制作から印刷まで承っております。


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